比べるのは「過去の自分」。5年通ってくださる生徒さんからの嬉しい気づき

先日、既存の生徒さんからとても嬉しいメッセージをいただきました。

メッセージをくださったのは、己書歴約5年のMさん。私が己書講師としてヨチヨチ歩きを始めた頃から通い続けてくださっている、超ベテランの生徒さんです。

そんなMさんが今月のお題に取り組んでいた時、ふとあることに気づいたそうです。

「そういえば以前は、上手に描けなくて苦手意識のあった『下書き』を、いつの間にか苦手とも思わずにサラッと描けている自分に気づきました!なんだかすごく嬉しくて……積み重ねって本当に大切ですね」

この報告をいただいた時、私まで胸が熱くなってしまいました。

周りと比べず、目指すのは「自分が満足できる己書」

己書には「上手・下手」はありません。

周りの人が「すごく良いね!」と褒めてくれても、自分自身が納得いかないと
「まだまだ上手じゃない」と落ち込んでしまったり、
あとから始めた人が思い通りの作品を仕上げているのを見て、つい焦ってしまったりすることもありますよね。そのお気持ち、すごくよく分かります。

己書に上手下手はないけれど、「自分が目指す己書」というのはきっと誰もが持っているものです。

9月のお題より
「喜んでもらえる体験」が苦手意識を吹き飛ばす

Mさんはこれまで習ったお題を何度も練習し、
ご家族やお友達にたくさんプレゼントされていました。

同じ作品を何枚も描くことで自然とコツが掴めてきますし、
何より渡した相手に喜んでもらえることが「書きがい」や大きなモチベーションになっていたのだと思います。

そうした無意識の中での自分への励ましや楽しさが、気づかないうちに苦手意識を克服させてくれたのですね。

比べるべきなのは、いつだって「過去の自分」

何歳になっても、人は成長できます。 大切なのは「人と比べないこと」。比べるべきなのは、いつだって「過去の自分」です。

  • 「前回できなかったことが、今回はできた」
  • 「いつもははがき2枚しか描けなかったけれど、今日は3枚も描けた!」
  • 「前回はうまくいったのに今回は思うようにいかなかったな、残念。来月また頑張ろう!」

そんな風に、自分自身の歩みを振り返ることが大切なんだと改めて教わりました。

小さな成長を重ねて「自分だけの書」を楽しもう

なかよし道場には、会員カードが3枚目以上(1枚につき30回参加で満欄)になっているベテランさんがたくさんいらっしゃいます。
師範を目指す道だけでなく、趣味として細く長く続けてくださっている方々は、日々の生活の中でこうした「小さな幸せや成長」を見つける天才なのだなと感じます

「いくつになっても成長できる」
——そんな素敵な気づきを共有してくださったMさん、本当にありがとうございました!
これからも一緒に、自分だけの書を楽しんでいきましょう。